2005年09月13日

ウルトラの父が Google に入社

また懐かしい名前を久しぶりに耳にしたものだ。

Google Blog: Cerf's up at Google!
9/08/2005 08:21:00 AM Posted by Vint Cerf

The news is out that I will join Google on October 3 as Chief Internet Evangelist (I tried for Archduke, but it didn’t work).
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As information pours into the Internet from all sides, Google tools will become, if they are not already, indispensable.
Cerf's up at Google - Google Press Center: Press Release
"This medium will enjoy wider-spread use than television, radio or phones, and will ultimately expand beyond planet Earth. Google has always believed in doing things differently, and I believe that places us in a unique position to help bring even the wildest Internet visions into reality."




この人は TCP/IP プロトコルの基本設計をした一人として「インターネットの父」と呼ばれている人なのだが・・・風貌といい、なんかウルトラの父を彷彿とさせる。あご髭はやしてるし。

ultranochichiU.jpg


冗談はともかく、大昔にある大きなカンファレンスでこの人の基調講演を聞いたことがある。その頃から既に「インターネットの父」と呼ばれていたと思う。講演内容はもう覚えていないが、たしか基調講演にしては非常に技術的に具体的な内容だったという記憶がある。

この人はずっと MCI にいるものだと思ってたら、プレスリリースを見ると、NASA の JPL で IP をベースにした天体間通信の研究に携わったりしていたようだ。知らなかったなあ。野口さんがスペースシャトルからメールや写真を送ったときにもきっと使われていたに違いない。

Focus On - The InterPlanetary Internet (IPN) - SpaceRef
The idea of an InterPlanetary Internet came to Vint Cerf several years ago as he was trying to formulate an idea of what the Internet might look like in the future. He envisioned a series of Internets linked by gateways and using the Internet Protocol (IP) suite (a world-wide standard) as its basis. By using the IP protocol (which he helped co-create), he felt that existing technology could be leveraged so as to speed up development of the InterPlanetary Internet.
02.28.00.marsnetwork.jpg
火星の探査機や人工衛星とIPベースのプロトコルで通信


で、彼は Google で何をするの?、という記事が出ているが、MCI で Internet Map のプロジェクトを引っ張っていた人だけに、やっぱり Google Earth、Google Maps に大きく関わるようだ。

Why Google hired Vint Cerf - CNET News.com
(翻訳記事)
V・サーフはグーグルで何をやるのか - CNET Japan
「たとえば、Google Earthでは、特定の場所にいるときに近くにある中華料理店を探すと、それぞれにシンボルの付いたロゴと一緒に店舗の在処を示す表示がポップアップし、そこにマウスを合わせてクリックすると、今度はメニューがポップアップする、といったことが可能になる」(Cerf)
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位置情報こそすべてのカギ

 「有毒物質が流出し、しかも風が吹いているといった緊急事態では、風下にどのような建物があり、何人の人間がいるかを知りたくなる。地理的にインデックス化したデータを、便利で、人命救助に役立ち、利益を生むかもしれないデータに変えるのは、極めて興味深いことだ」(Cerf)

 同社は既に、Google Earthを通じて、この目標実現に向けた開発作業を進めている。これは、レストランやATMなどの各種サービスを郵便番号から検索できるようにする3次元マッピングサービスだが、まだテストフェーズの段階にある。
Google Maps も Google Earth も、梅田さん曰く「『これは絶対ゼロからは開発できないな』と唯我独尊のGoogle開発陣が思うほど凄い技術」として、IPO の金で去年買っちゃった会社で、その地理情報を含んだデータフォーマットから含めてまだまだ方向性が見えないし(だから今我々ユーザに遊ばせて探っている訳で)、また、Google 社内の AdSense など他の部門の戦略などともまだまだ整合性がとれてないように思う。ここらあたりを、彼のビジョンと知識と指導力を持って戦略と方向性をまとめあげて行ってもらいたいものだ。とても期待している。

・・・ほら、やっぱり M78星雲におけるウルトラの父の役割と一緒じゃん(笑)。年齢も16万歳ほどじゃないけど、この業界ではかなり高いし。ウルトラマンもウルトラセブンも、ウルトラの父の言うことはちゃんと聞かなきゃいけないわけで。もともと同じ研究畑のエリックとも馬が合いそうだし。
Googleは、昨年の株式公開前に公表した目論見書のなかで、ビジネス開発に関しては長期的な姿勢とる計画であることを明らかにしていた。だが、Cerfが加入したことで、同社は宇宙関連で想定外の長期計画を進めることになるかもしれない。NASAのJet Propulsion Labで同氏が研究していたのは、宇宙空間での利用を前提とした一連の新しい通信プロトコルの開発だった。同氏はGoogleに加わった後もこの仕事を継続することにしている

やっぱり Google Maps、Google Earth から継ぎ目無く連なる Google Space の実現ですかねえ・・・あったらいいなあ、Google Space
ただし、Googleの幹部らがどれほど野心的であろうと、かれらが宇宙市場に打って出るまでにはまだ長い道のりが待っているというのが大方の見方だ。
ウルトラの父は不死身だから。
posted by nagoyan at 13:12| Comment(0) | TrackBack(1) | Google Space | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 次々と新しいサービスの提供を発表するグーグル。今度はインターネットの先駆者の一人であるVint Cerf氏を雇入れ、次なる進化形サービスを準備しているようだ。 記事によると、どうもGoogle Ear..
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Tracked: 2005-09-13 14:06
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