これまでのは先島や台湾方面に行っていたが、今回の14号は沖縄本島をまともに直撃しそう。
しかも、
4日夜に沖縄・近の恐れ臓大型の台風14号(時事)
大型で非常に強い台風14号は2日夜、沖の鳥島の南の海上を北西に進んだ。4日夜には沖縄本島、5日夜には九州に・近する恐れがあり、気象庁は注意を呼び続けている。と、かなり強烈なやつだ。
気象庁の予測によると、14号は2日午後9時現在、沖の鳥島の南約30キロの海上にあり、時速15キロで北西に進んだ。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル。
上の写真は、以前にも紹介したサイト、デジタル台風で提供している KML NetworkLink で Google Earth 上に台風の衛星写真と軌跡ほかの情報を表示するものだ。
デジタル台風:台風画像と台風情報(Google Earth版)
また、台風ごとのトラックバックセンターも開設されている。住所によってトラックバックURLを動的に変えることで、簡易的な位置情報も記録できる仕組みになっている。
台風への眼:トラックバックを用いた参加型台風情報集約サイト
台風への眼 : 台風200514号 地域別トラックバック・簡易地図
あと、台風情報を集積しているブログとしてはその名も「台風ブログ」がある。
ところで、この「ナービー」という名前は韓国語の「蝶」のことなのだそうだ。
「てんきや」 台風のアジア名リスト
黄色い蝶は幸せをもたらす、という言い伝えがあるんだとか。無理に幸せなんぞもたらさなくていいから、災害ももたらさないでくれ、まったく。
「ナービー」といえば、沖縄ではどうしても「ナビィ」(おばあさんによくある名前。「鍋」の意味)、そしてこの映画を連想してしまうな・・・
・・・またカトリーナと同じ、擬人化か・・・。う〜ん。
擬人化といえば、ここでも紹介した「台風の気持ち」で、今度はナビィさんにインタビューしている。
台風ステーション 台風の気持ち : 台風14号の気持ち
── 衛星画像を見ると、「目」がくっきりとしてますね。ものすごい勢力なのがよくわかります。
まさに今、わたしは真の力に開眼しつつある...といったところでしょうね。
── ナービーさん、それ、洒落になってません。
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── うーん、アメリカのハリケーンみたいなことはしないで下さいよ。
それは、お約束できません。これだけ力を得てしまいますとね...ふふふ...。
── ナービーさん...なんか、怖いですね...。では、また明日もお願いします。
ええ、いつでもどうぞ...くっくっくっ...。
うーん、カトリーナの凄惨な状況を目の当たりにし、直後の今まさにどデカイ台風の直撃を受ける身の上からみると、なんかこの会話のノリももはや洒落とは受け取れない気分なのだが、どうだろうか。
この台風ステーションというサイトは例の森田さんが社長をしている会社などが運営しているようだが(ブログ)、どういうコンセプトで運営しているのだろう。確かに、毎年台風が来ると変にワクワクした微妙な気持ちが起こることは確かだけれど(特に沖縄の人は、台風の夜は興奮してボウリングや映画館に出かけたりする習性がある)・・・
正しく詳しい情報やちゃんとした知識を伝えてくれる分にはウェルカムなのだが、台風は気象現象である以上に、人間社会にとっては災害以外の何ものでもないのだから・・・という思いしか今は出てこないな・・・。
そろそろ風が本格的になって来ました・・・
4年くらい前の台風みたいにふらふらしてまた戻って来たりして、蝶のように舞い蜂のように刺すような事はやめていただきたいと思ってます (^_^)