Ogle Earth: Google Earth to version 3.0.0529 Beta
Beta3 から Beta4 へのアップデート項目
Featuresこの最初の項目は、自分で作った Placemark をGoogle Earth 上から Google Earth Community に投稿できると言う仕組みになっている。
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- Share with Google Earth Community option: right click on an icon or folder and you can quickly share your placemark with folks on the GEC. (GEC login required)
- overview window size now controlled by a slider, can be up to nearly one quarter of view
メニューを選ぶと IE が立ち上がって、フォーラムを選んで投稿できるようになっている。Placemark 内の説明文がそのまま投稿の本文に転載される。
ブラウザが IE しか使えないと言うのがアレだが、Google の人いわく、次のリリースでは直すとのことだ。
Google Earth のプリセットされている Layer に Google Earth Community に投稿されているPlacemark がブラウズできるようになっている。この機能も、上の直接投稿の機能も、なんだかもうひとつのかなり盛り上がってるコミュニティの Google Earth Hacks 対策のような気がしないでもないけど・・・
Google Earth の左下のレイヤーウィンドウの一番上にある
先ほどの長島スパーランドを見てみると、誰だよ、東武動物公園ってマーカーつけて投稿してる人は・・・
鈴鹿サーキットには、もういっぱいマーカーが付いてるし・・・
はてなマップやてぃーだマップ、今日エントリを書いた mapli.jp も、遅かれ早かれ、このような正確でない、あるいは悪意のあるウソの情報や、同じ様な情報の重複などに悩まされるかもしれない。サイバーケンセツコンサルタントさんやUzさんのエントリーでその辺が言及されている。
サイバーケンセツコンサルタント:[備忘録]地理情報の展開で気を付ける事
・地図は正確なもの、という思い込みに注意。【Uzlog】: Web型地図サービスにおける表記問題
・常に現実とリンクさせていくのが理想であるが、作業上の問題から実際はそうでない場合がほとんどであるを再認識しておく必要がある。
・GIS上のコンテンツは、ただの点とか面とかで表されているがもっと有機的なものであることを意識する。
・グローバルな視点とローカルな視点との併用。→桑子式思考法(造語)
私のバイブル的本に、「地図は嘘つきである(原題"HOW TO LIE WITH MAPS", Mark Monmonier 著, 渡辺 潤 訳)」があるのですが、一応、専門家の端くれとして、地図やGISの良いとこ悪いとこ、そういった点は常に意識していたいものです。もちろん、せっかくついた火(地図サービス展開の流れ)を消すことなく…。コミュニティ管理の基本は、地図があっても無くても同じだとは思うが、地図によって見かけ上の信頼度がかなり向上することは確かだと思う。サービス提供者が免責事項を書いておくことはもちろん必要だけど、クオリティの高い情報が集まるよう努力することに終わりはないと思うし、何より受け手側のリタラシーが上がることが一番だと思う。
「地図は嘘つきである」もぜひ読んでみようと思う。
その辺に関する議論は Googleグループの Google-Maps-API-Japan のフォーラムのこのスレッドで。
個人GISサイトにおけるトラブル防止策について
「地図は〜」は地図を使った情報操作テクニックを扱っている数少ない本です。是非御一読を。
「地図は〜」は、さっきアマゾンで注文しました。港湾マスターさんもUzさんもアフィリエイトリンク貼っておいてくれればよかったのに(笑)