earthhopper: バイク、ラン、ウォーキングの応用系のまとめ? +α
もうすっかり技術要素はそろっているので、個人の走行記録などを管理し、ウェイトや消費カロリーなどの健康管理までしてくれる統合ソリューションのサイトが出てきてもおかしくない。というか、逆にそういう個人記録管理や健康管理の大手、たとえば WebMD みたいなところが地図情報を取り入れて差別化をしてくるほうが先かもしれない。と書いたが、バイクやランニングのトレーニング計画記録の管理をGPSケータイ、ESRI ArcWeb のウェブマップや各種グラフ、それに Google Earth でも走行記録が見られるASP型のサービスがあったのでご紹介。
Intransix’s WorkoutGPS Maps Personal Fitness Management with ESRI ArcWeb Services - Directions Magazine
Intransix WorkoutGPS
Nextel や Boost Mobile の Motorola i830 などの GPSケータイに、Javaアプリをダウンロードして、走り出す時に Start、走り終わった後に Stop を押すだけ(途中で止まっているときは自動的に記録を中断する)。あとはアプリが走行記録を自動的にアップロードして、カレンダー形式のトレーニング記録表(サンプル)と、走行ルートの線が入った地図とスピードと標高のグラフを示してくれる(サンプル)。地図は ESRI ArcWeb のものを使っている(ESRI Japan の取り扱いの中にはどこにあるかちょっとわからない)。
そして、その各走行記録を Google Earth 用に出力するオプションもついている。
いやーこれはまたこのブログの読者の方々にはビンゴなサービスでは・・・
とりあえずアメリカにいる Hall In The Wall の naotoj さんに試していただきたいところだが・・・ケータイは何をお使いで(笑)
これで、こちらのエントリーにコメントをいただいた方のウェブサイトにあるデータのように、心拍数を同時にプロットしたり、またできれば、心拍数より正確な運動量を表すワット数を測定してプロットできればプロも使える仕様になるかも・・・
3D心拍GPSへの招待 : 115kmを走る+2370mを登る:足柄峠〜乙女峠のヒルクライム
HotWiredJapan : 『ツール・ド・フランス』を走破するのに必要な体力は
Bicycling: Tour De France 2005 - Allen Lim PhD - PowerFeed
日本でも、au の GPSケータイで始められるんじゃない? ハンディGPSでもオフラインでアップデートすればいいし。ケータイのアプリをうまく作れば、レースのリアルタイムトラッキングも
測地系の変換をきちんと処理しないといけないけど。
MotionBased.com
というのもあります。
これをGoogleMap上で閲覧する
http://clarque.typepad.com/mblog/2005/08/browse_by_googl.html
自転車クラブによってはこんな画像も
http://www.seaotterclassic.com/map_detail.asp?MapID=75
いずれもMotionBased+GoogleMapと言った使い方が、急速に普及してきているようです。
なるほど、こちらの MotionBased のほうがソフトの完成度も実績もありそうですね(オフィスもまたずいぶんいいところにあるし・・・)。この Google Maps への対応は一昨日あたりの記事のようですが、Google Earth にはずいぶん早く、もう3月くらいに対応をしているようですね。
http://clarque.typepad.com/mblog/2005/03/keyhole.html
ただやはり専用GPSということでかなりレベルの高いランナーやサイクリスト向けという感じでしょうか。
一方 WorkoutGPS はその名のとおり健康のために運動する人のマーケットをメインに対象にしているようで、普段使うケータイでできるというのもハードルを下げることになるでしょう。
これで心拍数も図れるGPSケータイとかも出てきたら面白いことになりそうですね・・・日本では少しマーケットが狭いかもしれませんが、アメリカでは出てくるかもです。
携帯はですね、Cingularのペニーフォンですんでそろそろ替えても良いかなと思っている所です。これはぐらっと来ますね。フィットネスに気を遣ってみようかなと考える人には敷居が低くて評判になるかもしれませんね。
heartrate hopperさんご紹介のページに載っているGarmin Forerunner 301というGPS+HRM、これも惹かれるなぁ。しかし今日PolarのHRMが届いたばかりだったりして(笑)。
ところでリンクされているSea Otter Classic、見に行きました。
http://d.hatena.ne.jp/naotoj/20050416#1113720715
日本ではまだあまり普及してませんが、私は1ヶ月ほど前に入手して、ほとんど毎日2-3回使っています。GPSとHRMが一体なのでとにかく便利!気軽に使えます。ログDLも分析も一度に済ませられるし。最近ではPolarを使う頻度が極度に減ってしまいました。
nagoyanさん>専用GPSということでかなりレベルの高いランナーやサイクリスト向けという感じ.....
最近、とみに一般に普及してきているハンディGPSの機能を全て含んでいてナビゲーション(ハイキング等)とかにも使えますし、必ずしもアスリート専用という感じはしませんけど....。
ところで、Google Earthでは、私の3D心拍GPS画像サイトでお見せしているように、軌跡に標高を与えて空中を飛ばすってことはできるのでしょうか?ご教示いただければありがたく.....。
ハンディGPSはもちろんアスリート専用というわけではないですけれど、まだまだ普及度や価格からしてもケータイのように一般化はしてないという意味で書きました。語弊がありましたらすみません。
自分も自転車はライトにしか乗りません(乗れません)から、もしケータイ1台でトラッキングまで事足りるんならそれでいいや、という感じです。でも欲しいですけど(笑)。
でも。実装しだいだと思いますが、アプリ走らせて計測中に電話がかかってきたとき出れないんならちょっと嫌ですね・・・
Google Earth ですが、Placemark や Path, Line, polylines を直接空中におくことはできませんが、地上に置いたそれらに高度を与えて空中に押し出すことはできます。線の場合は多分壁のようになってしまうと思うのですが、その壁の部分を透明にできればまさに空中を漂っているように見えるかもしれません。
詳しくはこの辺を。
http://earthhopper.seesaa.net/article/5455286.html
http://www.keyhole.com/kml/kml_doc.html
例がありました。
http://kwc.org/blog/archives/2005/2005-08-28.big_sur_gps_phase_1.html
基本的には同じ高さしか与えてません。KMLのソースを見ればよくわかると思います。