earthhopper: Google Earth への要望リスト
ここギコ!: Google Mapsが出たからMapServer等のGISは不要?
これを実際にいろいろな形でテストしたり、実際に運用しているサイトがあるのでご紹介。
自分は GIS についてはあまり詳しくないので、Google Earth を使う上でのポイントはかいつまんでみるが、GIS連携の詳細は原文を参照のこと。
Brian Flood : Google Earth as an Enterprise GIS client
ESRI の ArcGIS サーバと Google Earth の NetworkLink をインテグレーションした例。
ウェブマップサーバ(WMS)との連携では、View-based-Refresh で、Google Earth 上の視点が定まった・続で、サーバに画像をリクエストしに行く仕組みにしている。ついでに Google Maps でもテストしている。
ベクターデータでは、ベクターデータサーバから空間データを読み込んで KML(KMZ) にまとめるサーバプロセスをひとつ立てている。また、無料の Google Earth では複数の Google Earth Server と通信できない(Plus/Proバージョンは可能)、つまり GIS データを引っ張り出すときは Google Earth に備え付けのビルディングなどの 3D ポリゴンなどのデータにアクセスできないので、これれも改善してほしい、と言うことだ。(自分の Google Earth はすでに Plus バージョンなので確認できない)
オレゴン州ポートランド市の市役所のサービス PortlandMaps で、実際に上記の仕組みで、Google Earth / NetworkLink をフロントエンドとして、犯罪発生現場・地震火事などでの避難場所・など様々なGISデータを住所検索から提供している。実際サーバに接続してデータを Google Earth 上に表示できるし、サンプルもいくつかアップされている。
PortlandMaps
Brian Flood : Google Earth Continued
引き続き、ArcGIS Server と Google Earth の統合例。
ArcMap のデータの描画属性をそのまま KML のそれに変換し、Google Earth 上で描画してみている。まだ Google Earth 上のポリゴンデータなどの正確性にかけるようだが、高さデータも変換して実際にビルのポリゴンに着色したのがこのサンプル。
左: ArcMap の元データ
右: KMLに変換してGoogle Earthで表示
ArcMap から KML を吐き出す拡張があるらしいが(まだそれほど荒削りな出来らしい)、小さいファイルではいいが大きいファイルを出力するには限界があるし、そのファイルのやり取りも大変。また、NetworkLink で広い範囲のデータをリクエストしまくってサーバがオーバーロードになってしまってもよくない。
ということで、Google Earth 上での視点の位置にしたがって、限定されたエリアのみのデータを GIS サーバから引っ張ってくる NetworkLink を書いて、問題を解決したそうだ。
と言うわけで、GISのクライアントとして Google Earth や Google Maps が十分使えることは実証されつつあるようだし、すでに地方自治体の行政サービスとしても実装されている。
このあたりのミドルウェア的なツールもサードパーティーからいろいろ出てくるとだろうし、実装は可能だと思うが、もっとも、そのあたりは基本的には企業や自治体向けの Google Earth Enterprise のパッケージにもどんどん取り込まれていくように思う。
あとは、とにかく Google Earth 側のデータの整備・高精度化を期待したい。
















