e-ality : Viewing IGC files in Google Earth
全然知らなかったが、IGC (International Gliding Commission)ファイルとは、グライダーのGPS記録器のトラックデータファイルの一種で、国際組織で認定用に使用するファイル形式なのだそうだ。その飛行記録を Google Earth 上に展開する KML にコンバートするツールだ。
もちろん、飛行機の形をしたグライダーだけでなく、ハンググライダーやパラグライダーにも使える。
これ、見てみると、やっぱりトレースされてる PATH は地面についてるようだ。データには高度もあるに違いないから、スペースシャトルのときと同じように、本当は高度もサポートできるといいんだが・・・
それでも、グライダーで実際に飛んでいるわけだから、そのときと同じビューが見られる、あるいは飛ぶ前に計画練ったり、インストラクターが説明したり、イメージトレーニングするのにとても役に立つだろう。飛んでる最中に撮った写真を flickr に載せて、滑空 Path 上にリンクアイコン置けたりしたら最高かも。
また、別ページでは、ポリゴンを使って、ドイツ、スイスほかのスポーツ飛行の禁止区域を Google Earth 上に示す KMZ を配布している。
Luftraume in Google Earth
飛行機で沖縄に言ったことがある人は気がついたことがあるかもしれないが、那覇空港にアプローチする前に、やたら海面近くを低空飛行しながら空港に近づいていく。これは米軍の管制による飛行制限区域があるからだ。
那覇空港シーナリー
しかしながら、自衛隊との共用や、沖縄本島周辺の航空管制は、米軍が行っており(嘉手納ラプコン)、滑走路北側の出発進入路は、嘉手納基地の進入路と交差し、高度1,000feet以下に保持の飛行制限区域があるなど、問題点も抱えています。こういう飛行区域も、もしGoogle Earth が空間にもマーカーやポリゴンを自由に作れるようになったら簡単につくれるんだが・・・
そうなったら、格段に応用領域が拡大するんだが、難しいかな?
で、自分? 自分は重度高所恐怖症なんで無理。こんなんやったら人生観変わるわ。
Google Earthには確かにバードビューに切り替えることができますが、こんな応用もできるとは。
Google Earthなら一都市どころか世界中OKですね。
自分は高いところダメなんで実践できるチャンスはないのですが(笑)、もし空を飛んだデータをプロットできるチャンスがあったら、ぜひ教えてくださいね。
とりあえず、Google Earth をダウンロードして、1時間ほど遊んでみてください。そうしたら大体わかりますよ。
1時間のつもりが夜明かししてしまうかもしれませんけどね(笑)