そこから「麺聖のうどんグルメの旅」の存在を知り、そこからついに「恐るべきさぬきうどん(第1巻)」の存在を知るのである。いても立ってもいられなくなり、休みを取ってうどん100杯食える飛行機代使って食べに行った。
当時は讃岐うどんブームが起きる少し前で、山越などにも行列ができるかどうかくらいのころだったと思う。その後、ウッチャンナンチャンの「気分は上々。」で高松出身の南原清隆が食べて回るツアーに出て、電通のさとなおさんの「うまひゃひゃさぬきうどん」が出て、讃岐うどんブームが決定的になり、現在の状況はご存知のとおりである。讃岐うどんに魅せられ、旅をする人たちは枚挙に暇がない。
このブログでも、MapBuilder のテストもかねて、讃岐うどんマップを作ってみた。
S級指定店(S級A級というのは当時の競輪っぽいな)も含めて、打ちたてが食える午前中限定でさんざ食べて回ったが、その中で自分の心を捉えたのが坂出にある彦江製麺所だ。
今でこそすっかり有名になってしまったが、とにかく、最初に行ったときのことは鮮明に覚えている。この地図を参考に行ったのだが、とにかくどこにあるか全然わからない。その一帯は神社のそばのひなびた住宅地なのだが、路地も狭く車も乗り入れられないので、朝の8時過ぎにその神社に車を停めて歩くこと数十分、ようやく探し当てたように記憶している。
そこは読んで字のごとく製麺所で、打った麺を製麺所の脇で食わせてくれると言う(今にしてはおなじみの)スタイルなのだが、そのときは初心者だった自分はどうしていいかわからず、おろおろしていたら、忙しそうにうどんを冷水で締めているおばちゃんに「そこのどんぶり取りぃ」と言われた。
あまりにうまそうなので、写真を撮るのもそこそこに一口すすって、頭の中にバチバチと電気が走ったのを、今でも鮮明に覚えている。自分の中でうどんの世界観が変わった瞬間だった。
・・・大げさか・・・でもないな、自分的には。それくらい、本当に衝撃的だった。
いりこだしの甘い香り。エッジのたったピカピカの、ほのかにあめ色の麺。力強く、やさしく、気持ちよすぎる喉越し・・・その後もあちこち行く計画を立ててたのに、気がついたらおかわりをしていた。
その後も何度か訪れたが、やっぱりここが一番自分の好みに合っているのは変わりない。まあ、必ず朝一に行くようにしていることもあるのだろうけど。
その後、讃岐うどんブームはブームと言う時期を過ぎ、すっかり定着してしまったようだ。地元産の粉で、と「さぬきの夢2000」がでて、いろいろ問題はあったようだが、世の中の流れに左右されず、今後も伝統を守りつつ、この宝物を守っていってほしいものだ。
そんな縁で、高校野球でもなぜか香川県の高校を応援してしまう。丸亀城西は負けちゃったみたいだけどね・・・そう言えば、今年の夏は例年にも増して干ばつがひどいらしい。水を大量に使う讃岐うどんも大ピンチだろう。何とか雨が降ってほしいが・・・
彦江さんは、是非行きたいと思っていた場所です。今回、残念ながら行けませんでしたが、第2回の食べまくりツアーには絶対行こうと思います。
是非一度山田家にも行ってみてください。
今回の旅でまた美味しい店見付けてしまいました(^^)
さぬきうどんは知人と年一ぐらいで行っていますが、毎度彦江は行ってます。いつもおいしいですねぇ〜^^
最初行った時はかなり迷いましたが(苦笑)
まだまだまわり切れてませんので又行きたいですっ(^^)
この辺見てみてくださいな。
http://earthhopper.seesaa.net/article/5511694.html
>まるみかんさん
是非朝一番で打ちたて行ってみてくださいね・・・
>GTS−kaiさん、
山田家も行ったことありますよ〜屋島のそばですよね。
>meujiさん、
彦江は絶対外せませんよね・・・優先順位はいつも特Aです。
食いしん坊の私はツアーマップならぬ、「食いつくしマップ」ですが(^_^;)。
四国を全部食い尽くしてくださいな。