アメリカでは、ハリケーンの "Dennis" がフロリダを直撃したが、そのときに Google Earth の上にレーダー画像などをオーバーレイして何分かおきに自動アップデートする仕組みが Google Earth Hacks や(Keyhole BBS 改め)Google Earth Community に多数アップされていた。
というわけで、自分も同じような仕組みが Image Overlay を使ってできるかどうか、いつも利用しているウェザーニュースのレーダー画像を使って試しに作ってみることにした。で、10分ほどであっけなくできたのがこれ。
作り方はとても簡単。
● Places の中で右クリックメニューで New → Image Overlay を選んで、Image Overlay を一つ作る。
●Edit 画面が出てくるので、レーダー画像の URL (JPEG) を入力すると、Google Earth 上にイメージが現れる。
●上下左右とコーナーのハンドルで拡大縮小、真ん中のハンドルで移動、左のハンドルでローテーションして、Google Earth 上の地形とイメージの地形をぴったりあわせる。左のバーであわせやすい半透明度を調整しておく。
●このレーダー画像は10分おきにアップデートされるので、更新タイミングも考えて Time-Based Refresh を Preriodically / 5 min に設定。View Based Refresh は Never に。OKで保存する。
●レーダー画像が見やすい位置に Snapshot を調整して、Places の中でその Image Overlay の右クリックメニューで "Snapshot View" を選んで位置決めする(Edit ダイアログの下のほうの Advanced → View タブの中の Snapshot Current View" をクリックしてもよい)。
たったこれだけ。
もちろん、このレーダー画像は2次加工して勝手に配布したりしてはいけないから、この KML を配布することはできないので(このブログ記事の画像は、Google Earth の実験的な応用例の説明への引用ということでご容赦願いたい)、あくまで個人的に行っていただければと思う。
前にも若干触れたが、気象や交通などの、公共性の高い分野のデータは、もっともっとデータソースをオープンにすることを求めたい。基礎データはフリーにし、付加価値の部分で競争するようにすれば業界も成長し新しいサービスが次々に出てきて消費者の利益になると思う。
もしも天気予報がXMLだったら − その1 XMLとは? - Webビジネスコンサルタントのネタ帳
もしも天気予報がXMLだったら − その2 できない理由 - Webビジネスコンサルタントのネタ帳
天気予報はできる限り多くの形式で広くかつ無償で公表されるべきものだ。そのために税金でやってるんだから。いまヒートアップしている郵政民営化の問題と同じで、馴れ合い構造の既得権益を守ろうとする人たちは必死になるからね・・・
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法律的にも技術的にも経済的にも、気象庁それ自体の存在意義からしても、気象庁自らの手で天気予報のXML配信が無償でできない理由は、無い。
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無料で誰もが自由に利用できるインフラをお役所がつくり、そこに新しい製品市場が生まれるという、まさに理想的な流れだ。
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(コメント欄より)
国民の税金で気象データの収集・解析までしておきながら、最後の配信部分で官民上げて国民の財産を貪っています。
それより、もうすぐ Google Maps や Google Earth をプラットホームにしたネット広告とアフリエイトの仕組みを Google が仕掛けてくると思うから、それを利用して新しいサービスとビジネスモデルを開発してほしいものだ。Google Maps のほうではすでに始まりつつある。
Oodle、Google Maps上にクラシファイド広告を掲載 :: SEM リサーチ
Google Mapsで表示したエリアの住所と関連するクラシファイド広告が表示され、居住地や職場の近くで募集しているビジネス情報に手軽にアクセスできるという。地理情報の分野でも、今に韓国にぶち抜かれてしまわないかと心配だ・・・
ともあれ、沖縄の皆さん、慣れてるでしょうが、台風にはお気をつけください。









