Discovery, STS-114 Crew Arrive at Space Station - NASA
Shuttle links with space station - BBS
ディスカバリー、ISSとドッキング 野口さん乗り移る - 朝日新聞
生中継しているNASA TV とCSのニュースバードを付けっぱなしにして、もうどきどきしながら見守っていた。
タイルの破損があるかどうか調査するために、わざわざシャトルを一回転しておなかを ISS に見せ、カメラで撮影してからドッキングするというアクロバティックなことをやっていた。
Google Maps API を使ってディスカバリーとISSをトラッキングする GoogleSatTrack を公開している Garbage Collection さんのところで知ったのだが、ディスカバリーのクルーが ISS に移るときに何かベルのようなものがなったので何かと思ったら、そういう米海軍の風習があるのだった。
Garbage Collection : Countdown for STS-114 post-launch events
歓迎の鐘が鳴りました。STS-114のクルーがISSに到着しました。おめでとうございます ! (21:50)NASA : STS-97 Shuttle Mission Imagery
an old Navy tradition of ringing a bell to announce the arrival or departure of someone to a ship. The bell is mounted on the wall in the Unity node of the International Space Station (ISS). The bell-ringing took place shortly after an in-space reunion on STS-97 Flight Day 9.カメラを持ってISSに乗り込んできた野口さんのニッカニカの笑顔が印象的だった。長いことISSにいたアメリカ人とロシア人のクルーにはラーメンは食わせてあげるのだろうか。
とりあえずドッキングは何の問題もなく成功。よかった。ISS とスペースシャトルがドッキングするのは2002年11月25日以来の事。
これからISSの古い部品の交換や破損調査など、色々なミッションがある。野口さん大活躍の日々が始まるはず。
ところで、Google Earth 上でスペースシャトルをリアルタイム・トラッキングする仕組みだが、ドッキングの1、2時間ほど前にはいい感じで ISS に近づいていったのだが、その後全然近づく様子がない。そのままドッキングが始まってしまった。

NASA TV ではドッキング作業が始まろうとしているのに、Google Earth ではディスカバリー (STS 114) はドイツのミュンヘン上空、ISS はスペインのバリャドリッド上空付近を飛行中・・・
これもGarbage Collection さんのところで教えてもらったのだが、この追尾システムも、軌道データはあらかじめ発表されていたデータで計算されているので、ディスカバリーがドッキングに向けて行った軌道修正の分は入ってないようだ。Google Earth のほうでもとにしている CelesTrak のデータも、1日に2回のアップデートがあるそうだ。NASA の大本営のほうのトラッキングシステムでも、ドッキング作業中にディスカバリーと ISS の位置はかなりずれていた(今はぴったり同じ経緯度・高度を示している)。
という訳で、これからしばらくは Google Earth でも ISS のトラッキングをすればいいわけだ。
現在、世界水泳の行われているモントリオールの上空などを通りつつ、ISS ではロボットアームを伸ばしながら色々な作業が行われているのを NASA TV で固唾を呑んで見守っている。
ツール・ド・フランスが終わっても、またしてもディスカバリーのせいで寝不足の日々が続きそうだ・・・
Google Earthの試み、おもしろいですね。私も早速見てみたいと思います。