はてなダイアリー日記 - はてなマップ記法の検索対応について
住所は「渋谷区鉢山町」など、市町村名の次の行政区分どまり(こういうの総称してなんて言うんだ・・・)でのリンク生成になっている。
住所の文字列などをリアルタイムで経緯度に変換することを Geocoding という(そうだ)が、日本でも早速Google Maps API などをつかってトライしている方々がいらっしゃる。
Geocoding - 住所から緯度経度を検索
社長日記@つくば市 : GoogleMapsにアドレスマッピング機能をつけてみる
CSV ファイルに仕込んだ住所データを解析して座標軸を割り出す「CSVアドレスマッチングサービス」というものも以前からある。
CSVアドレスマッチングサービス:サービス概要
Digital Life Innovator: 日本の住所のGeocoding
いずれにしても、住所をコピペしたりして入力したり、あるいはデータファイルを用意してやらないといけないので面倒だな,と思っていたら、ウェブページの中に座標の記述を見つけたり、アメリカの住所の表記を見つけたら、自動的に Google Maps を表示してくれる Greasemonkey のスクリプトがあるのでご紹介する。
Greasemap 0.6 Beta
簡単に言うと、このスクリプトを仕込めば、こんなウェブページが
・・・こうなる。
ウェブページの中に仕込まれてると感知する文字列は次の5種類。
- アメリカの住所(Zipcodeはオプション) - サンプル
- <meta name="geo.position" content="41.328,-110.292"> - サンプル (geourl.orgからリンクされているサイトにサンプル多数)
- <meta name="ICBM" content="41.328,-110.292"> - サンプル
- N 42 25.159 W 071 29.492 - サンプル (geocaching.comにサンプル多数)
- flickr の Geotagging と同じ geo:lat=26.213069 geo:lon=127.721222 という書式 - サンプル (flickr で geotagged された写真はこちら)
以前のバージョンでは有無を言わせず Google Maps を表示する仕様だったが、一応ワンクリックさせる仕様に換えたみたいだ。
例えば(Google Local 以外のサイトで)あちこちの店を比べてみるときに、住所をコピペしなくても自動的にマップを表示してくれるので便利だ。というか、Google Maps 化されてないディレクトリサービスも、こんな風に Google Maps 付きに・・・
インストールは、以前紹介した GMiF や Geotagger とおなじように、Firefox に拡張機能の Greasemonkey を仕込み、Greasemap のページから Greasemap0.6 を仕込めばよい。
Greasemonkey では、スクリプトが動作するサイト、動作させないサイトのアドレスを指定できるが、Google Maps や Google Local はどっちみち地図が表示されるので、こんな風にこの2つ(日米2サイトずつ)を除外しておけばよい。
・・・という訳で、どなたかこのスクリプトで日本の住所を Geocoding してマップを自動表示するスクリプトを作っていただけるとありがたい・・・です ^^;
ところで、自分の自宅の住所の番地は「●丁目○○-6」なのだが、これを Googleマップで検索すると、「●丁目○○-4」と変換されてピンが立ってしまう。なんでやねん。
私は「町丁目」と呼んでます。
その下が「街区」。
正しいかどうか判りませんが、他の人も結構そう呼んでいる気が。
なるほど、たとえば岡山県庁の住所の「岡山市内山下2丁目4−6」で「内山下2丁目」が「町丁目」で「4−6」(「4」?)が「街区」なわけですね・・・
ところで、自分が知りたかったのは(はてなマップの検索対象がそこで寸止めになる)「内山下」の部分の総称・通称・呼称だったりするのですが・・・となると「町」ですか・・・?
・・・特に呼称がなければそれでもよいのですが・・・^^;