で、これでお店検索をすると、お店をしめすポップアップに「●件のリンク」と表示されてて、そのお店が言及されているいろんなウェブページが引っかかる。「無意味なブログを検出しました!」さん経由で「GoodPic.com」さんで。
Goodpic : Googleローカルは、ブログ記事に住所があると自動マッピング
何気なく、自分のブログの名前と地域を検索してみたら、なんと自分のブログ記事がすでに地図上にマッピングされています。どうやら、ブログ記事中に書いてある、レストランなどの住所と、店の位置情報をマッピングさせている模様。無意味なブログを検出しました! : Googleマップ & ローカル
このGoogleローカルにはGoogleお得意のインデックス技術が詰め込まれているみたいなんですよ。通常のこの手のサイトは、チクチクと人手で登録していくもので、運営がヤバくなってくるとサイトにも如実に反映されるってとても素直な仕組みになっていたんですが、Googleローカルはサイトを巡回して店名と住所をインデックスして勝手に登録していくみたいなんです。すすすスゲー。要するに、Google ローカルに登録されてる(つまりタウンページに載っている)お店なりの記事をブログで住所入りで書けば、ロボットがやってきて、Googleローカルのその店の項目の下にリンク貼ってくれる、ということ・・・
Google ローカルのサービスが始まってから数日たつが、もうすでに SEO/SEM 対策 のコンサルタントとかいろいろ動き出してるんだろな・・・強烈なバトルが始まりそう。
というわけでさっそく、熊本の有名なラーメン屋である「桂花本店」で検索してみると・・・
ヒロシです・・・
こむらさきしか出てこんとです・・・
ヒロシです・・・
・・・その訳は、こむらさきには7件のリンクがあるが、その中に、こんなラーメンのグルメレポートのページががあるからだ。
特集 熊本のうまいラーメン : こむらさき
九州豚骨ラーメンの発祥地である久留米から職人を呼んで、味千、桂花、こむらさきの店長が玉名市で熊本ラーメンの修業を始めたのがきっかけです。で、改めて「桂花」で検索してみると、「桂花本店」は間にスペースを入れて「桂花 本店」で登録されてることがわかった。これは基本的にタウンページのデータの表記方法なんだろう。
実は、Google マップの画面にある「ローカル検索」をクリッして検索すると上のような画面になるのだが、Google ローカルから入って検索すれば、下の方で普通に「桂花本店」でウェブ検索した結果も表示してくれる。
で、あらためて「桂花 本店」で検索すると・・・
今度はちゃんと「桂花 本店」ヒットしたが、相変わらずさっきも引っかかった、近くにあるライバル店の「こむらさき 上通中央店」も引っかかる。
・・・いや、どっちの店も好きなんだけど(笑)
でも、桂花に行きたくて検索してみたら、こむらさきが出てきて迷う観光客とかも当然出てくるだろうなあ。
ちょっと広げて、「ラーメン」「熊本市」じゃ、桂花は1軒も出てこない。上位10店舗はリンクを持ってる店ばかり。
・・・うーん、がんばれ。太肉麺食いたい。
という訳で、タウンページの表記を基準にした Google ローカル上での SEM / SEO は今後めちゃめちゃヒートアップしそう。特に公式ページはがんばらないと。えらいこっちゃ、こりゃ・・・
もうだれもパソコンじゃタウンページの検索使わないんじゃないかな・・・いや、こっちは広告出してる桂花本店がいの一番に出てくるし。
Google ローカルは検索結果とアドワーズ広告のヒットは取り合えず別、という感じだけど、今後どうするか・・・。
Google では有料で検索結果やインデックスに対して手を加えることはありません。ただし、アドワーズ広告プログラムを介して、広告主の提供する製品やサービスを探しているユーザーに、ターゲットを絞った広告を表示することができます。
ではあとで、何の脈絡も無く、簡単なグルメリポートを住所入りでエントリーに書いてみよう。で、何日かあとに、ちゃんと Google ローカルの店のリンクに載っているかどうかチェックしてみよう。
ここでつかった flickr の写真に Geotagging なんかしたらもう最強・・・でも、Google Earth の上じゃ 400m ずれちゃうんだよなあ・・・はやくなんとかしてや・・・